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2024/05/13 20 : 52
CATEGORY : [その他]
先日、書店でぶらぶらしていた時に、『FREECELL』という新創刊の
写真家に焦点を当てた雑誌を見かけ、
表紙と巻頭グラビアが亀梨くんだったので、へぇ~と思って買ってみました。
 
オシャレなオタク文化がサブカルチャーとして台頭し、
どこからがメジャーでどこからがマイナーか、
その境目が分かりにくくなっている最近では、
サブカルという言葉を口にしようとすると、
ちょっと恥ずかしさを感じたりする自分もいるのですが…。
 
それでもやはりカルチャーの世界には、
興味のない受け手にも広く存在を知られている作品や送り手さんと、
限られた人にだけ作品が届いている送り手さんとがいる。
それは確かなことだと思います。
 
文化やカルチャーって本来の意味では、
後世に残ってきた古典作品や影響を与えた現象を差すのかもしれませんが、
ここではアカデミックな話はまるっと無視して。
 
私がジャニオタになってから今までずっと思いをはせてきた、
今の日本のサブカルチャーとジャニーズの関係について、
未だに整理がつかないし、考える必要もないのは分かっているですが、
それでもちょっとそこに向き合ってみようと思い立ちました。
まずジャニーズって、大半の人が知っているメインカルチャー的存在なのに、
立派なオタク文化でもあるという、この不思議…。
 
有名になればなるほど、好き嫌いを判断される対象になるのは
仕方のないことだとしても、毛嫌いされることが少なくないなかで、
こんなにメディアを席巻できているのって、なんだか独特だなぁと思います。
 
ただ、そんな状況でも、コノ人は一般的に受け入れられていそうだなーと
感じるタレントさんもいて。
 
その人たちに共通するのが、二宮くんや岡田くんや長瀬くんみたいに、
メインカルチャーのなかだけでもオタク文化のなかだけでもなく、
サブカルの世界でも顔を見かけるということなんじゃないかと思うのです。
 
特に岡田くんや長瀬くんは、サブカルチャーをほど良く行きすぎず、巧く
メインカルチャーに昇華させることができる存在というイメージがあって。
このふたりを嫌いっていう人は、そんなにいないんじゃないかなぁと。
 
容姿やこれまで関わってきた仕事の内容、実績が、
どこにも寄りすぎていないというか、杭が出すぎていない?
岡田くんや長瀬くんが放つニュートラルさって、
なんだか貴重だよなーなんて思ってしまうわけなのです。
 
ちなみに私の感覚では、
ジャニーズのなかでサブカルという言葉が似合うのはダントツ二宮くんで、
メインカルチャーの一線を走り続けている印象があるのが、キムタクさん。
マツジュンくんあたりも、もしかしたらメインカルチャーかもしれません。
 
で、ここでやっと亀梨くんの話に戻るのですが、3ユニのなかで一番先に
サブカルの世界へ(外側から見て)足を踏み込んだ感があるのが、
亀梨くんなんじゃないかなぁと、ぼんやりと感じておりまして。
そこを確かめたくて私は、『FREECELL』を手に取ったのかもしれません。
 
※(外側から見て、というのは、タレントさん本人の趣味嗜好って
アピールしていない限り、世間一般に知られる機会はあまりないはずなので、
仕事の内容=その人の好みだと混同されがちだということです。
 
亀梨くんの場合は、そこがそんなにズレていないんじゃないかと思いますが、
多分、亮ちゃんあたりはかなりの勢いで、ファンが認識している人物像と
世間一般のイメージにズレがあるのではないかと思われます)
 
ちなみにヤマピーのほうがきっと、その分かれ道の
スタートラインに立ったのは随分と先だったと思うんですけども…。
 
ヤマピーにはアイドルとして求められていることが多すぎるのと、
ヤマピー自身にもそういうことを分け隔てては考えていない感があるので、
ヤマピーにはその器の大きさのまま、独自の路線でどーんと更なる人気者を
目指してくれたらおもしろいなーと思います。(何様)
 
そして付け加えですがジャニタレさんって、
一般的に司会進行キャラ=愛されキャラだったりするなーと。
 
カルチャーとは違う、お笑いという意味を含まないバラエティの世界で
ニュートラルに活躍するという道もジャニーズにはあるんだから、幅が広い!
(個人ではありませんが、グループとして見た時の
嵐や関ジャニ∞は、これが功を奏しているように感じます)
 
あとここまでの話って、全国一斉ロードショーの映画や見ようと思えば誰でも
タダで観ることができるTVドラマのようなメインカルチャーに登場する
ジャニタレさんと、サブカルチャー誌との関係に焦点を当てていたので、
歌やダンスの方面からのアプローチをあまりしていませんでしたが…。
 
それはサブカルの世界でジャニソンを見かけることってまずあまりなく、
ジャニソンがオタク文化だと捉えられがちだからなのかなぁと思います。
 
ゼロからサブカルを目指したり、
メインカルチャーであったものがサブカルに傾倒することはあっても、
オタク文化のなかで実験的な姿勢を感じるものがサブカルと認識されている以上、
もともとオタク文化であるジャニソンは、
サブカルにはなり得にくいということなんでしょうか。
 
そのなかで時たま、
世界にひとつだけの花や青春アミーゴ、Love so sweetのような
ヒット曲が生まれる…。
 
これはアーティスト自身ではなく、その一曲だけが
マイナー(オタク文化)からメジャー(メインカルチャー)に
転向しただけなんだと思います。
 
あ、エンドリさんはサブカルなのかも…。
 
ジャニーズって前述のとおり、
メジャー、サブカル、オタク文化のどれを目指しすぎても
一般受け度が下がる気がするので、難しい!
 
この人がこれをやる面白さや新しさを優先して楽しみがちというか、
好き嫌いよりも先に興味を持てるか持てないかを判断しがちな私としては、
そんなふうに感じたりしているのでした。
 
うーん、もっとNEWSと絡めて考えたかったんだけどなぁ~。
まだまだこれからのグループだったりメンバーだったりだと思うので、
今はちょっと分かりません!
 
そしてだからこそ、私はNEWSを追いかけているんだろうなぁ~。
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2008/04/07 03 : 58
こめんと [ 4 ]とらっくばっく [ ]
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COMMENT
初めまして。
がちゃぴんさんの分析いつも興味深く読ませていただいています。

メジャー、サブカル、オタク文化の三角形の中央付近にいるのが岡田君や長瀬君というイメージですよね。

ますだおかだファンの私としては、まっすーも岡田君のように三角形の中央に向かって行ってほしいと思っています。

まっすーにはマイナーで終わってほしくないと思いつつ、かといってあまりメジャーというのも違う気がしま
す(笑)
どんなかたちであれ、まっすーには良い作品に携わってほしいですね。
本当に良いものであればオタ人気だけでは終わらないはずですし。
まっすーの仕事に対してのストイックさは、岡田君に通じるものがあるんじゃないかと思っているので。
アイドルだけどサブカル好きにも十分通用するようなまっすーになってほしいなぁと思います。

長々と失礼しました。
これからも楽しみにしています。




【2008/04/08 01:42】||アジ
記事、興味深く読ませていただきました。
わたしがよく思うのは、たとえ、メインカルチャーにいるタレントでも、そういう人たちに興味を示さない受け手側も確かにいるんだよなーってことです。。
そう思うと、何がメインで、どこがサブなのかって…。
今現在、わたしの場合もそうなんですけど、いくらCDがたくさん売れてる歌手であろうと、ドラマに引っ張りだこの俳優であろうと、わたしにはちっとも魅力的に映らない。
別にキラいだとかなんだとか、批判をする気もなくて、ただただ、興味がない。

そんな人間もいるから、大昔みたいに、ほとんどの国民が、1人の大スターを好きになるっていうことは、もうないだろうなーって思います。
今は…。これだけ、多種多様の音楽、そしてタレントが増えてきた昨今では、多くの人に受け入れられる方が難しいと思います。
あまたいるタレントの中に埋もれない為に、他の人とは違うもの、個性が求められたりもして。
それによって、偏った人にしか受け入れられない人も多々出てきちゃうのかなーって。

ジャニーズに関して話すと、前に、山下達郎さんが、ジャニーズは伝統芸能だと言ってくれたことがありますが、独自の世界を築いてきたジャニーズの長い歴史の中で、ジャニーズというカテゴリーの立ち位置も、昔に比べ、変わってきてるとは思います。
それこそ、わたしもよくは知らないけれど、マッチやトシちゃん(よっちゃんも?)が全盛の時代は、彼らの活躍によって、その時代により広い世代のファンを獲得し、その時代のメインカルチャーの中にジャニーズを押し上げたのかなと。
今テレビに出てる芸人さんとかでも、昔はマッチに憧れてたとかって話をよく聞くから...。
だから認識度っていう側面では、この時代からもう立派なメインなワケですよね。

そして、個性の時代の今、ジャニーズも、多種多様にはなってきてる。
第二のキムタク、第二の赤西仁はもういらないワケですよ。(最近、仁の影響受けまくってる後輩が多すぎる=3)
それに、デビュー組も多くなってきて、オタ以外には、グループと名前と顔がなかなか一致しないなんてことにもなっているワケで。
そんな中、長ちゃんやオカジュンは俳優として実績を残して、広く受け入れられるに至ったワケですけど、この二人に関しては、ジャニーズ本来の仕事(ステージで歌い踊る姿)をほとんどの人が見たことがないと思われ…。
それってむしろ、ジャニーズのカテゴリーをすでに外れての「受け入れられ」ですよね。
この二人は、そういうカタチでの、メインカルチャーへの躍進なのかなと。

そうなると、メインカルチャーとしての立場確立の為には、ジャニーズのカテゴリーをとっぱらうくらいの活躍…やっぱり、ドラマや、テレビの仕事ありきなのかなーって思います。
いくらわたしたちが増田さんのコンサートでの魅力を語ったところで、一般の人がそれを目にすることはないし。
たくさんのテレビなどでの露出によって、サブがメインに移行する。
露出されまくって、それで飽きられる人もいたり、より飛躍する人がいたり。

でも、いくらドラマにでようと、ヘタな演技を見せれば、ジャニーズかよってバカにされ、上手く演じて見せれば、ジャニーズやるじゃんってことになる。
他の事務所の人と同じことをしてても、【ジャニーズ】であるが為にそんな風に、意味もなく過剰に評価されてしまうのが悲しいんですけどね。

NEWSに絡めて考えてみると、Pはやっぱり特殊な気がする。
今やPはもう、メインカルチャーの中にいると思う。でもそうでもあり、昔から応援しているっていうPマニアも多くもいて。
ジャニーズのカテゴリーを外れてるとは言えない状況下で、メインとサブでの地位獲得。ジャニーズ的には、これぞ理想的な姿かなと。
だから、まっすーにはここを目指して欲しいです。
ダンドリや笑恋での可愛い演技で、一般的にも、彼の魅力がそこそこ認識され始めてます。
ただ、いかんせん、1年に一度のドラマでは、忘れ去られてしまうんだよなー。
まっすーに、ドラマ希望。←結局コレか。

増田さんも、そりゃ多くの人から親しまれる人になって欲しいとは思うけど、まずは実力ありきってことで、日々精進して欲しいです。
でもたぶん、増田さん、バリバリのジャニーズカテゴリーが大好きなんだよなー。笑。

って、だんだん論点がまたズレてきた。。
またもやがちゃぴんさんの言いたい事とズレてきてしまったような。めっちゃ長々とすみませんです。
【2008/04/08 23:25】||すぷ
アジさん、はじめまして! こんな勝手な思い込みばかりを
つらつらと書いているブログにお越しいただいて、どうもありがとうございます!
 
メジャー、サブカル、オタク文化を三角形の頂点にして図式化するって、
おもしろいですね! いろんな人を配置してみたら楽しいかも!と思いました。
 
それにしてもアジさん、ますだおかだファンでいらっしゃるんですか!
それもまた興味深いです(笑)。
もともとは、岡田くんのファンでいらっしゃったんでしょうか?
 
まっすーにはマイナーで終わって欲しくないけれど、メジャーも違う気がする…
確かにそうですねー(笑)。
 
私はもうけっこう、客観的に観れなくなっていて(笑)、
どんな作品がまっすーにハマるのか、実際に出演してみてもらわないと
ピンと来なくなっちゃってもいるんですけれども、私自身が、
あまりジャニーズのタレントさんに興味のなかったところからスタートして、
まっすーファンになっているので、露出さえ増えれば、
好感を持ってくれる人も少なからずいるんじゃないかなーなんて、
願っています。まっすー、オシャレ好きですしね(笑)!
 
またぜひぜひ、良かったらのぞきにいらしてください~。
ありがとうございました!
【2008/04/09 22:37】||がちゃぴん
私も長いです、すみません(笑)。
 
そうですよねー、昔のように1人の大スターをみんなが好き、という状況はもう、
これから先に生まれることはないんだろうなーと、私も思います。
 
そして「ジャニーズのカテゴリーを外れての受け入れられ」、これがまさに
私が延々と書かせていただいた、ジャニタレさん出演の映画やドラマは
メインorサブカルチャーになり得るのに、ジャニソンだけはオタク文化として
認識されがち、ということを、シンプルにまとめていただいたお言葉だなーと!
 
なぜだか近年は、そういう現象が起こっているんですよねぇ…。
 
私も今ではすっかりジャニオタなので、「食わず嫌いせずに知ってみると
『芸能界、ジャニーズだけが特別扱い』ってことは全然ないんだよー」と
感じる部分が多々あるのですが、モデル出身の俳優さんや男前バンドの
ボーカリストさんなんかを思い浮かべてみた時に、やっぱり世間一般的に
「ジャニーズって顔だけでしょ」とか「チャラチャラしててなんかねー」とか、
言われたり思われたりする確率が高いんじゃないかなーと思います。
 
そういう方にお会いすると、非常に大きなお世話なんですけど(笑)、
心の中で「もったいないなー」なんて、つぶやいている私がいたりして。
 
けっこう普通に業界の方のほうが、分け隔てなく受け入れていらっしゃる
印象がありますし。最終的にはやっぱり、実力勝負の世界なんでしょうね!
(無縁の世界なので、完全なるイメージですけれど 笑)
 
いやー私も最終的にはほんと、増田さん、ドラマに出て!というところに
落ち着きます(笑)。
 
毎度言わせていただいているような気がしますが、すぷさんにコメントを
いただくと、やっぱり整理がつきやすくなります。ありがとうございました!
【2008/04/09 22:38】||がちゃぴん
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