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2024/05/04 00 : 13
CATEGORY : [映画]
まずはヤマピー、改めて初主演映画、お疲れさまでした!
そして無事公開、おめでとうございます!
 
と祝辞を述べたところで、以下、けっこう正直に書いた感想です。

 
冒頭からアレなんですけど…。
すごーく根本的なことを言わせていただきますと、やっぱり私、
憎みながらも桂木がいないと生きる術を見失うっていう黒崎に、
イマイチ感情移入ができないんですよねぇ…。
 
これはドラマ時代から感じていたことなんですけれども。
もうこの点については、原作の原案を引っ張り出してこないと、
みたいなレベルの話で、映画に対して感じたことではなくて。
 
孤独を感じながら生きているんだっていう感覚までは分かるとして、
桂木に結局振り回されているんだっていうところも理解できたとして、
そのもう一歩先の桂木への感情が、どうしても見えてこないっていう…。
 
これはもう単純に私が、憎いものからは全力で逃げるタイプの
人間なんだろうなーと思うんですけれども。(そして想像力も足りない)
 
ただ、思い入れのある作品だからこそ言ってみるのですが、
そこをもっと分かりやすくというか、疑問に思わせないシナリオというのが、
あったりするんじゃないかなーと、個人的には感じたりもしておりまして。
 
なんていうか、黒崎は桂木に対して憎悪を前面に出しすぎというか…。
ヤマピーの迫真の演技と
山崎努さんが放出している良い意味での気持悪さもあって、
ふたりが対峙するシーンはすごく良いなーと思うんですけれども。
 
普段は匂わせない、ぐらいのほうが、実は憎んでいるんだっていう気持ちが
より鮮明に浮かび上がるし、コミカルな黒崎も活きてくるんじゃないかなーと
思ってしまうんですよねぇ…。
 
ただこれだと、桂木がいないと生きていけないけれど、
いつかは潰してやりたいっていう感じで、感情の順序が逆になっちゃうので、
やっぱり憎さが前提にあるならば、
黒崎はコミカルじゃなくてもいいと思うし、ドラマ時代にでも
絶望した黒崎が桂木を訪ねるしか手段がなかったところを、
もう少し丁寧に描いてくれていたら良かったのになぁって。
 
まぁほんと、私の想像力が足りないだけの話なんだと思うんですけど、
詐偽を働いている黒崎と、全ての詐偽師を憎んでいる黒崎を結び付けてくれる
説明が、もっと欲しいなーと思いながら、今に至っている訳なのです。
 
で、次は映画版に感じた疑問。
氷柱ちゃんは今回、果たして必要だったのかしら??という…。
絡むならば絡むで、もっとストーリーに効果的な絡みを!
 
まぁこれは諸事情あるんだと思いますので、いっそ忘れることにします。
 
個人的には今回特に、白石さんと黒崎の絡みが好きだったりするのですが。
白石さんはもしかしたら、映像版(原作は読んでおらず)のなかで
一番好きなキャラクターかもしれないなー。
 
ところで一体、世間の皆さまにはヤマピーの黒崎って、
どんなふうに映っているんでしょうか?
 
今回、内容よりもまず先に気になったのが、
『映画 クロサギ』を観に劇場へ足を運ぶ人たちって、
どういう方たちなんだろう?ということでした。
 
地域や上映日、時間帯によってもちろん差はあると思いますが、
私が観に行った映画館&時間は、半数が男性でした!
 
さすがにもうちょっと、女のコや女性が多いんだろうなーと
思っていたんですけれど…。
おひとりでいらっしゃっている年輩の方を数名とか、
中学生ぐらいの男のコの団体とかを、なん組か見かけたりして。
 
ファンだけが注目している作品って訳ではないんだなーと思ったり、
ヤマピーって女子ウケって訳でもないんだろうなーと思ったりしました。
 
けっこう男の人からも、人気や実力を認められているというか。
ジャニタレさんって顔が良ければ良いほど、ナルシストとか軟派とか
そういうイメージを抱かれやすい印象があるんですけど(偏見?)、
ヤマピーは割と、男ウケが良いんじゃないかなーと。
 
もうなんだか、クロサギではなくヤマピーについて語っていますけれども。
 
最後にひとつ! せっかく雰囲気に合っているんだから、
太陽のナミダを劇中でも使って欲しかったなぁ~。
でも多分、使わないほうで正解だったんだろうなぁ~、いろんな意味で。
 
とまぁ、こんなにもいろいろと考える機会を与えてくれたヤマピー、
映画に出てくれて、黒崎を演じてくれてどうもありがとう!
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2008/03/10 22 : 13
こめんと [ 0 ]とらっくばっく [ ]
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